日中共同制作 カンフーの聖地へ 世界遺産　少林寺 奥田瑛二の鉄道とバスの旅

俳優にして映画監督の奥田瑛二が、一人で北京から高速鉄道（新幹線）に乗って中国の内陸部に向かいました。そこは、中国の中心に位置し「天地の中央」と呼ばれた霊峰・嵩山（すうざん）。
その麓に１５００年以上の歴史を刻む中国禅、発祥の寺・少林寺がある。
世界遺産にもなった少林寺が世に知られたのは拳法…。
少林寺はカンフーの聖地なのです。
少林拳は世界最強の武術のひとつとして世界中の注目を集めている。
奥田さんは、少林寺寺内を散策しながら、残された数々の史跡を見回って、さらに武僧達が受け継がれた過酷な修行現場にも潜入。１５００年の歴史に秘められた禅と拳法の謎に迫ります。
そして、再び列車に乗り、もう一つ拳法の聖地に足を延ばします。
世界遺産・武当山。中国古来の宗教・道教の名山、武当太極拳の発祥の地。
そこで目にしたのは、明王朝が北京に築いたあの紫禁城と瓜二つ。
もう一つの紫禁城と呼ばれる建物があった！
そんな神秘な山奥で、長生不死の仙人になるために修行している道士達がいます。
その修行方法の一つは、なんと、太極拳。
健康体操だと一般的に認識されている太極拳は、なぜ仙人になる修行方法なのか？
その答えを求めて奥田瑛二が武当山の山奥に入っていきます！
現代に生きる仙人との出会いから奥田瑛二が見つけた答えとは…
少林拳から太極拳へ…
鉄道そしてバスに乗り続いて、奥田瑛二が、中国武術をたどる一人旅を通して
カンフーの中に根付いた中国文化の精神に迫ります！