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2014年5月28日

「足癖のヤバイ男(サムライ)」フリースタイルフットボール・徳田耕太郎(とくだ こうたろう)

2012年9月、フリースタイルフットボールの世界大会「Red Bull Street Style World 2012」の決勝大会、その優勝者は何と日本人の徳田耕太郎、日本人選手が優勝したのは初めてのことだった。
世界一になる前、彼の練習の場はなんと自動販売機の前。「地元・愛媛では体育館とか貸してもらえなかったので、自販機の明かりとか使って練習していました。自販機だと低いところにも明かりがあり足元が明るいので。」おかしなことをしている少年。周りからはそう見られていた。そんな徳田が生み出したのが、後に「トクラクラッチ」と言われる大技。蹴り上げたボールを「バック宙」しながら足で挟み込む。世界のトッププレーヤーが夢見てきたこの技を、徳田は本番で見事に決めたのだ。その瞬間、彼は世界のヒーローとなった。
「日本人は海外の選手に比べてあまり難しいことはしない傾向にあったのですが、もの凄くクリエイティブでフリースタイルフットボールの技の半分以上は、日本から出てきているんです。創造力ではリスペクトされています。」世界をリードする徳田。しかし、新しい技を作り続けなけらば、その座をあっという間に譲り渡すことになるのだ。

徳田耕太郎(とくだ こうたろう)

「トクラ」の愛称で親しまれる徳田耕太郎選手は小学校1年生でサッカーを始め、中学1年の時にフリースタイルフットボールと出会った。
ふと手にした「NIKEフリースタイルフットボール」という本がきっかけで、その競技の魅力に取り付かれ、サッカーと並行する形でフリースタイルフットボーラーとしての道を歩み始める。
2年後には「Team-Lingo」というフリースタイルフットボールチームのリーダーを務めるまでとなり、2009年には全日本大会「Red Bull Street Style Japan Final 2009」で大会史上最年少の17歳にして優勝。翌年の「Red Bull Street Style World Final 2010」に日本代表として出場するが、世界の壁は厚く惜しくも予選敗退。しかし、この経験を活かし更なるレベルアップを図ったトクラは、「Red Bull Street Style World Final 2012」で最高のパフォーマンスを魅せ、念願のワールドチャンピオンとなる夢を叶えた。国内外のワークショップやTV・メディア等に多数出演中。