辰巳琢郎の家物語 リモデル★きらり
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親子で趣味を楽しむ家

リフォームすることで新しいライフスタイルを楽しむ「リモデル」により、その人らしい素敵な住まいを実現した人がいます。番組では建築通として知られる俳優の辰巳琢郎が、「リモデル」によって素敵な夢を叶えた人たちを訪ね、リモデルの魅力について伺っていきます。

今回辰巳琢郎が訪ねたのは、東京都との境に位置する埼玉県所沢市のお宅です。
築31年の建売住宅を全面リモデルされたSさんご一家は、数年前に現役をリタイヤされたお父様とお母様、そして老舗の建築会社に勤めているという息子さん の3人家族です。Sさんは一度独立して家を出ましたが、数年前に実家に戻り両親と同居をしていました。同居後に、古い家で両親が住み辛く暮らす姿を目の当 りにしたSさん。特に狭くて急な廊下に手を付いて登り降りする母親の姿に、もっと登り易い快適な階段にしたい、そしてもっと健康で暮らしやすい家にしたい とリモデルを決意したそうです。
そしてリモデルのもうひとつのテーマは、父親と同じ趣味であるオートバイとミニカーを楽しむ家にすることでした。
小さい頃、父親が買ってくれた1台のミニカー。以来、趣味が高じて収集したミニカーはおよそ1万台に及びます。ミニカーのコレクションとオートバイが大好きな父親とSさんは、その膨大なミニカーやオートバイの収まる場所にも困っていました。
その結果完成した現在のSさん宅は、建築家であるSさんのアイデアが満載の家となり、また家族それぞれの想いが込められた姿になりました。
初めて完成後の新しい家を見たお母様は、感激して思わず泣いてしまったとの事です。「家は生きています。」と語るSさんは、今はまだ元気な両親のため、そして10年先の両親の姿も考えたリモデルを実現しました。
古い建売住宅だった家が、31年後にまた新たなテーマを持って、とても素敵な家に生まれ変わりました。

設計事務所:株式会社 山田ハウス
http://www.yamadahouse.com/