玉木宏の秘境ふれあい紀行

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放送内容

第20回 鹿児島・奄美~加計呂麻島 〒894―□□□□

今回は、奄美群島の南端に位置する加計呂麻島(かけろまじま)で“こころのふるさと”を探します。シイやガジュマルなどの亜熱帯多雨林に覆われた山々が美しい景観を作り出し、何より透き通った青い海が印象的な島です。

奄美大島・古仁屋港からフェリーで揺られること、20分。加計呂麻島の表玄関、生間(いけんま)港から旅は始まります。人口わずか1300人の島の中で一番大きい集落・諸鈍(しょどん)へと向かいます。諸鈍のシンボルとも言える“諸鈍長浜”は、子供たちの遊び場として賑わっていました。浜辺の近くにある大きな木はみんなの秘密基地。公園や遊具がなくても自然を使って遊ぶ加計呂麻の子供たち…玉木も一緒に木に登り童心に返ったひと時でした。

散策途中に寄った島に数軒しかない商店で、伝統の“島唄”の名人がいると聞き、早速お宅へ向かうことにしました。出迎えてくれたのは重田さんと三島さんのお二人。島唄“諸鈍長浜節”を聞かせてもらいました。島唄の“シマ”は集落のこと。集落ごとに歌詞や節回しが異なるといいます。お二人は教室を開き、島唄や三味線を子供たちに教えています。島固有の貴重な伝統が受け継がれてほしいと願う玉木がいました。

加計呂麻島には自然が作り出した絶景がたくさん手つかずのまま残されています。玉木は船で海へ出て、島の絶景と美しい海を体感してみることに。迎えてくれたのはイルカの群れ、そして珊瑚礁の群集域。そしてリアス式海岸ではあちこちで海水が10数メートルも吹き出し波の満ち引きと自然の造形が作り出したまさに天然のショーでした。

そして、シーカヤックに乗り換え、島一番の秘境と言われる“青の洞窟”を目指します。そこにはいったいどんな景色が…旅路の果てに、玉木宏が見つけた"こころの秘境"とは?お楽しみに!