玉木宏の秘境ふれあい紀行

玉木宏の秘境ふれあい紀行

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放送内容

第15回 福島・裏磐梯 〒966―□□□□

今回は、東北地方福島県の中央部、裏磐梯で“こころのふるさと”を探します。
「会津富士」とも称される磐梯山、そして安達太良山、吾妻山に囲まれた裏磐梯。標高約800メートル前後の高原台地で森林・湿原・渓谷・湖沼など美しい様々な自然の表情を見せてくれます。玉木が訪れたこの日はまだ雪が多く残っていました。

澄んだ空気の中を歩いていると、雪に囲まれた家の玄関先で“凍み大根”を発見。寒い冬、家の軒下に吊るすことにより凍り、水分が抜け、乾燥し、保存に適した食材になります。そのお宅にお邪魔して頂いた“凍み大根”の煮物はどこか懐かしい家庭の味でした。

明治時代、磐梯山が大噴火を起こし、その溶岩で川がせき止められ大小300を超す湖・沼ができました。その中でも最大なのが“桧原湖”。この時期、全面氷結している湖に沈めて熟成させる日本酒の引き揚げ作業が行われていました。水中の温度が1~2度と安定した湖底で約2ヶ月間かけ熟成させます。1年に2千本しか作られない日本酒が眠る場所まで、玉木はある乗り物に乗って移動!その途中、思わぬハプニングが…。

続いて向かったのは江戸時代には物資の集散地として栄えた喜多方。今も古い蔵が数多く残されている情緒ある町です。ここで出逢ったのは、3代に渡って桶作りを営む、桶職人・菊地貞吉さん(90歳)。緻密な職人技に玉木も思わず感動。夢中でシャッターを切りました。

自然の恵みを受け、伝統の文化を育んできた裏磐梯、そして喜多方…旅路の果てに、玉木宏が見つけた"こころの秘境"とは?お楽しみに!