STYLEBOOK第224回目のテーマは「普通の生活～ドイツ・フライブルクより」

ドイツ南西部。フランスとスイスの国境に面した緑豊かな街、
フライブルク。
人口２１万人あまりの小さなこの街に、今、世界中の注目が集まっている。
街は中世の面影を色濃く残し、
この街に暮らす人々はもちろん、観光客をも魅了する。

一見すると、この街の何が特別なのかは分からない。
この街の一体何が人々を惹き付けるのだろうか？
都市としての利便や恩恵は当然受けながらも、
昔ながらの暮らしを守り、それを未来へ繋ぐ。
無理や我慢はせずに、ただ当たり前の生活を送っているだけ。
この街には、僕たち日本人が忘れてしまった
ライフスタイルが残っている。

フライブルクの人々は、
都会的な利便性や快適さを手放すことなく、
地球環境との緩やかな共存を実現させ、未来へとつないでいる。
ムリも我慢もせず、住民たちの笑顔が溢れる街がここにある。