STYLEBOOK第147回目のテーマは『文様』。
太古の昔、人間は自らの手でモノをつくり始めたその時から、
モノに文様を入れていた。
何もない「空白」は「死」をおもわせ、恐怖を感じたからだ。
やがて文様は、単なる装飾から、
メッセージを伝えるモノとして発展し、意味を持ち始める。
人類の歴史を辿ると、そこには必ず文様がある。
そこに込められているものは、まぎれもない先人達の想い。
立ち止まって、その声に耳を傾けよう。
手を広げ、そのメッセージを受け止めよう。
小さな文様の向こうには、無限の大宇宙が広がっている。
|