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2008年11月22日、23日放送 「KIMONO」


番組の130回目のテーマは「KIMONO」 銀座中央通りに店を構えるイギリスのトップブランド
「アルフレッド・ダンヒル銀座本店」。

モーターファッションなど常に男の好奇心をくすぐるアイテムを世に送り出してきたダンヒルに、この夏から遊び心溢れる新たなラインが加わった。

KIMONOだ。注文はすべてフルオーダー。
羽織、着物、襦袢、帯に至るまで、自分好みの1着を仕上げていく贅沢な遊び。

西陣の角帯(かくおび)に和紙で織り込まれた、ブランド・ロゴ「D」の文字。
決して目立ちすぎることなく上質なデザインとしての和服が楽しめる。

裏側に凝るのが粋とされる男の着物の精神に則り、襦袢にはこんな生地が用意されている。赤や緑で描かれたブルドッグ。しかし顔立ちはあくまで日本的だ。

そして1番の遊びが羽織の裏地。ダンヒル創業当時のモータースポーツの広告が大胆にプリントされた生地。英国紳士の代弁者ともいえるブランドが目をつけた、日本の着物。そこには、僕らが忘れかけていた楽しみと魅力が隠されている。

江戸時代に洗練されつくした男の着物。
しかし、西洋化した現代のライススタイルの中で着物は再び新たな進化を遂げる可能を
秘めている。絢爛豪華なデザインか?奇抜な色使いか?男の着物には大きな楽しみが待っている。