歴史ミステリー 日本の城見聞録

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新春4時間スペシャル 永久保存版! 現存12天守に攻め入る!!

2016年の初回となる今回は、日本の城、そして城とともに残った城下町の魅力を知る4時間からスタート。

風雪に耐え、400年の歴史を耐え抜いた宝 日本の城――。かつて日本国内には数千の城があったが、天下人たちの登場で整理統合され、徳川幕府の一国一城令によって約200に減少する。その後の明治政府の廃城令で60まで減少。そして戦災…。こうして現在まで残った天守が、「現存12天守」と呼ばれているものだ。さまざまな危機を乗り越え、奇跡的にその姿を今に伝える12の天守には12の物語が隠されている。姫路、彦根、松本、犬山、松江の5天守は国宝指定を受け、戦いのとりででありながら美しい姿を競う、華麗な天守。だが、どの城も明治時代までに一度は廃城が決まっていたという。それがなぜ美しい姿を残す事ができたのか? そこには幾つかの奇跡が重なっていた。さらに、備中松山城、伊予松山城、丸亀城、丸岡城、弘前城、宇和島城、そして高知城は、このところ人気の城。美しく積まれて高くそびえる石垣、幾つもの防御の仕掛けが施された、攻略不可能な連立天守もある。個性あふれる、現存天守の魅力を検証していく。
また今回は、城とともに現代の伝わる城下町も紹介。天守が現存している街には、その城とともに残った、貴重な文化がある。刀ややり、甲冑(かっちゅう)職人たちから受け継がれた精密で美しい工芸品。茶の湯文化から生まれた菓子。城下の活性化のために生み出された特産品と名物料理など、城が残っているからこそ、その姿を今にとどめる城下町の魅力も解き明かす。