歴史ミステリー 日本の城見聞録

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現存12天守スペシャルⅠ
幻想の山城と5つの国宝をめぐる

かつて日本には、3万以上の城があったと伝わりますが、創建当時の貴重な姿を今にとどめる貴重な「現存天守」は、わずかに12しかありません。今回は、そのうちの6つの城を城案内人が訪ねます。
戦乱の時代、絶対に落とされない城を築く。そう考えた武将が天守を築いたのは、高い山の尾根や頂。こうして次々に山城が築かれた時代があったのです。
そんな山城の中で、天守が残る唯一の城が備中松山城。雲海に浮かぶ姿は絶景。
ところが時代が移ると、広くて豊かな城下町を持つ城が幾つも築かれるようになります。権力の象徴でもある、見る者を圧倒する見せるための美しい天守。
姫路、彦根、犬山、松本、松江。
現存する5つの国宝天守も堅固な守りを徹底的に固めながら、美を極めた作り。
400年の歴史の荒波を乗り超えた、奇跡の現存天守の魅力を探ります。