熱中世代 大人のランキング

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2017年9月17日

熱中ゲスト

デザイナー・プロデューサー 山本寛斎

元気な笑顔が印象的な山本寛斎さん。26歳の時、ロンドンで日本人として初めてファッションショーを開催した。斬新な衣装は数々のロックスターにも愛され、世界的なデザイナーとして名声を手にする。その後、プロデューサーとして世界を舞台に数々のスーパーショーを開催してきた。そんな寛斎さんの夢は「日本を元気にする」こと。その“思い”と、夢に向かい現在もエネルギッシュに活躍を続ける寛斎さんの“元気の秘密”を伺う。

寛斎流“夢を叶えるコツ”

幼少期からテーラーの父お手製のおしゃれな洋服を身に着けていた寛斎さんだったが、7歳で両親が離婚してしまう。その後も父親は結婚と離婚を繰り返し、小学校時代には12回も転校。転校先ではいじめにもあったというが、高校生になると応援団の団長を務めるほど活力あふれる少年に成長する。そして、大学入学を機に上京した寛斎さんはデザイナーの道を志し、若手デザイナーの登竜門「装苑賞」を目指すようになる。喉から手が出るほど欲しかった「装苑賞」。その選考会で、かつて応援団長だった寛斎さんが打って出た驚きの“作戦”とは―。そして、自分の“才能”を育てるためにしていたこととは。寛斎さんならではの“夢を叶えるコツ”を熱く語る。

世界のKANSAIへ…勝つための“戦略”

「装苑賞」受賞後、ロンドンへ旅立った寛斎さん。26歳で日本人として初めて現地でファッションショーを開催し、大成功をおさめる。成功の秘訣は、歌舞伎の伝統技法から着想を得た“戦略”にあった。練りに練ったというその“戦略”を、当時の貴重な映像を交えて紹介する。そして、寛斎さんの斬新な衣装を愛したのが、世界的ロックスター、デヴィッド・ボウイ。「互いに世界に挑戦する同志だった」というデヴィッド・ボウイとの思い出を聞く。

未来に“前例”はない…プロデューサーへの道

デザイナーとして世界的な名声を得た寛斎さんは、スーパーショーのプロデュースを手掛けるようになる。その大きなターニングポイントは1993年にモスクワ・赤の広場で開かれた「ハロー!ロシア」。現地の人々12万人を動員した。総製作費2億円の資金集めからロシア政府との交渉まで自身で行った大プロジェクトを決行した原動力とは何だったのか。前例のない夢を次々と実現させてきた寛斎さんの、イベントプロデュースにかける情熱を聞く。そして、デザイナーとして忙しく仕事を続けていた寛斎さんは、日本映画の巨匠・大島渚監督に、あある大ヒット作への出演を打診されていたが、多忙のため断ってしまったのが心残りだという。寛斎さんの運命を変えたかもしれない、その作品とは―。

日本を“元気”に…各地での活躍

現在も「日本を元気にしたい」と各地でイベントを手掛ける寛斎さんを番組が取材。熊本県山鹿市の「山鹿灯籠まつり」で初めてのオープニングイベントを開く様子に密着した。伝統的な祭りと寛斎さんの斬新なセンスはどのように科学反応を起こすのか。地方の祭りに寄り添う思いを聞く。さらに、娘で女優の山本未來さんが寛斎さんの素顔を明かす。未來さんが笑顔で振り返る、寛斎流・型破りな“子育て”とは―。

カルチャーランキング

甲冑工房丸武 人気鎧兜ベスト5

生き様や戦い方にロマンを感じる戦国武将。身に着ける鎧兜の個性も大きな魅力の一つだ。
今回鎧兜を製作し販売している店を取材した。店内には史実を忠実に再現したものから
オリジナルのものまで個性的な兜がいくつも並ぶ。
そして一番高額な買い物をしたお客さんを聞いてみると…。その驚くべき額に一同驚愕。
根強い人気を誇る武将のものから鮮やかな色が目を引く兜まで幅広いラインナップとなった。気になるベスト5とは…。

山本寛斎(やまもと かんさい)
デザイナー/プロデューサー

1944年生まれ。71年、ロンドンにおいて日本人として初めてファッション・ショーを開催、世界の舞台に踊り出た。これ以降、デヴィッド・ボウイ、エルトン・ジョン、スティーヴィー・ワンダーらとの交流が始まる。既成概念を突き崩すアヴァンギャルドなデザインは、時代に敏感な若者から圧倒的な支持を獲得した。74年から92年までパリ・ニューヨーク・東京コレクションに参加し、世界的デザイナーとしての地位を築く。93年以降は、ファッションデザイナーの枠を超え、スペクタクルなライブイベントのプロデューサーとして活躍。世界中でKANSAI SUPER SHOWや日本元気プロジェクトを開催し、総動員数は360万人以上にのぼる。2008年G8洞爺湖サミットの会場・社交行事の総合プロデュース、成田新高速鉄道の特急「京成スカイライナー」新型車両の内装・外装のデザイン(2010年度グッドデザイン賞、2011年度ブルーリボン賞受賞)担当、2016年より熊本県山鹿市の「山鹿灯籠まつり」アドバイザーを務めるなど、幅広いジャンルで活躍中。