熱中世代 大人のランキング

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2016年3月20日

熱中ゲスト

歌手・大野真澄

「学生街の喫茶店」で一世を風靡した元ガロの大野真澄さんをゲストに招く。
コーラスグループ「ガロ」に至るまでの様々な出会いや、大野さんを育んできた音楽の魅力を伺う。また、プロデューサーなど裏方時代を経て、歌手活動を再開した大野さんの今の音楽への思いと多くの友人に囲まれた素顔に迫る。

音楽が大好きだった少年時代

左官業を営む父の元に生まれた大野さん。6人兄弟の長男として幼い頃から家業を手伝っていた。しかし、そんな大野さんが夢中になっていたのは音楽。中学二年のころ、ラジオから流れてきたビートルズの「プリーズ・プリーズ・ミー」に衝撃を受け、武道館で開かれた来日コンサートには、アルバイトで貯めたお金で買ったチケットを握りしめ駆けつけた。幼い頃からロックもポップスも歌謡曲も様々なジャンルが好きだったという大野さん。その原点とも言える中学時代のある秘蔵のノートを公開してくれた。その中身とは…。さらに、衝撃を受けたあの曲をギターで生演奏!その歌声に進藤、鴻上もうっとり。

“ガロ結成から現在の音楽への思い”

高校時代からバンドを組んで音楽に親しんできた大野さん。しかし、好きだった絵を活かしたイラストレーターを目指して上京する。
そして、そこでの出会いが大野さんの人生に大きな転機となった。
ロックミュージカル「ヘアー」への出演を経て1970年、21歳のころにコーラスグループ、ガロを結成。1972年にリリースされた「学生街の喫茶店」はラジオや有線放送で人気が出て、大ヒット曲となっていった。しかし人気の裏側でメンバーの中には様々な思いが渦巻いていた。もともとオリジナル曲を作るグループとして始まったガロだったが、「学生街の喫茶店」はプロの作詞家、作曲家が手がけた作品。複雑な思いを抱えたまま活動を続けていたが、1975年に解散。その後大野さんはソロ活動やプロデューサーとして活躍し、作詞を手がけたあおい輝彦さんの「あなただけを」がヒットする。
様々な経験を経て、今も歌い続ける大野さんの音楽への情熱に迫る。

大ヒット曲「学生街の喫茶店」フルコーラス

レコードの売り上げが7週連続1位を記録した「学生街の喫茶店」を、途中、熱中世代に当時の喫茶店に対する声も交えながら、フルコーラスでお届けする。

THE ALFEE 坂崎幸之助さんが語る“大野真澄”

2月に都内で行われた、大野さんのライブに飛び入り参加した坂崎幸之助さん。その出会いは、40年以上前のことだった。THE ALFEE 坂崎幸之助さんが大野さんに出会った意外な場所とは?
また、ラジオから流れるガロの曲に合わせてギターを弾いていたと言う坂崎さんが当時衝撃を受けたガロの曲をギターで演奏。そして現在まで交流が続いている大野さんへの思いも語った。二人の関係はどのようなものなのか。

“なごみーず”と昔の仲間との付き合い

太田裕美さん、伊勢正三さん、大野真澄さんとのユニット「なごみーず」の活動も今年で12年目に。人気の秘密は3人が奏でるサウンド以外にもライブでのお茶目なトークにもある。そんな「なごみーず」が長く活動を続けている秘訣とは?さらに、40年来の友達の店でお酒を酌み交わす大野さんに聞いた、友達づきあいのコツとは…?

カルチャーランキング

熱中世代が好きな「60年代~70年代アメリカン ロックバンド」

1969年にニューヨーク州で開催された「ウッドストック・フェスティバル」は、アメリカのカウンターカルチャーを象徴する歴史的なイベントとして語り継がれている。
世界中で自由を求める若者が声をあげ始めたのと同じ頃、アメリカで続々と新しいロックバンドが誕生した
50歳以上のオトナに好きなアメリカン・ロックバンドを聞くと、その時代を象徴するようなロックバンドの名前が次々と…
〝熱中世代〟が選んだ〝アメリカン・ロックバンド〟ベスト5をライブ映像と共に紹介。お楽しみに!

大野真澄さん

1949年10月23日 愛知県岡崎市生まれ

1970年11月、3人組グループ「GARO」を結成。「ボーカル」の愛称で親しまれる。
73年、「学生街の喫茶店」が大ヒットする。同年、日本レコード大賞・大衆賞を受賞するなど、5年間の活動中にオリジナルアルバム8枚、ベストアルバム2枚組1セット、シングル盤12枚を発表するという活発な音楽活動を展開。75年、解散。
GARO解散後の76年にはソロ活動に入る。同時に作家活動も開始。同年、夏、あおい輝彦に提供した
「あなただけを」が大ヒットする。
その後も多岐にわたる、音楽ジャンルでプロデューサーとしても才能を発揮する。
2009年1月14日 デビュー40周年を飾る、初のセルフ・カヴァー&カヴァー曲集「VOCAL'S VOCALS」発売。同年10月28日には東京・赤坂BLIZにて還暦記念コンサート「AS NOW ~WHEN I'm 60~」を、ソロデビュー当時バックバンドを務めていたTHE ALFEEとともに開催。
現在はソロライブの他にも、数多くのアーティストとのジョイントライブを行うなど精力的に活動を続けている。
その中でも、「伊勢正三・太田裕美・大野真澄」の3人で行っている「アコースティックナイト」コンサートは、各地でチケットが完売してしまうほど好評を得ており、2014年には200回を突破。今後も全国各地で開催される。