熱中世代　大人のランキング

2014年3月17日放送

熱中ゲスト

歌手　八代 亜紀 さん

ゲストは、数々のヒット曲を歌ってきた〝演歌の女王〟八代亜紀さん。自身について「表現者」ではなく歌の心を伝える「代弁者」だと話す。
熊本県･八代市で生まれ、父親の影響で歌うことが大好きだった。夢は〝クラブ歌手〟になること。少女は父親の反対を振り切り、勘当同然で上京する。15歳のときだった。その後、銀座のクラブで歌手としての道を歩み始めた彼女の歌は、男性客ばかりでなく、そこで働く女性たちも魅了していった。八代さんがレコードデビューを決意したのは、その女性たちからの〝声〟だったという。彼女の背を押した〝声〟とはどんなものだったのか･･･。
レコードデビューが、決して順風満帆だったわけではない。しかし、彼女は〝演歌の女王〟と呼ばれるようになっていく。
八代亜紀としての活動は44年目。その原点を探るとともに演歌への思い、またジャズやロック、ポップスと歌い手として〝ジャンルレス〟に幅を広げる今の音楽活動を語る。
さらに、箱根にある山荘を訪問し油絵の創作活動を取材。世界が認めた画家としての魅力を探る。キャンバスに向かう姿から見えたのは素顔の八代亜紀さんだった。

カルチャーランキング

「高架下に登場〝食文化の街〟ご当地商品ランキング」

電気街として、あるいはカルチャーの街として知られる東京の「JR秋葉原駅」周辺。カルチャーランキングは高架下にある食をテーマにした商業施設「CHABARA（ちゃばら）」内のテナント「日本百貨店しょくひんかん」を角澤照治アナウンサーがリポート。
「全国のものが買える」と利用客が話すように、全国各地のご当地商品がそろう専門店で何が人気商品なのかをランキングで紹介する。数多くの商品のなかからベスト5に選ばれたのは、どこの都道府県の商品なのか、そして1位は･･･。

こだわりランキング

「心にしみる八代亜紀さんの名曲」

熱中世代のオトナ100人に聞いた「あなたが選ぶ八代亜紀さんの名曲」。八代さんの数々の名曲から多くの人たちが選んだベスト5は。曲名はもちろん街頭で歌声を披露してくれた方も･･･。八代さんを〝演歌の女王〟と言わしめた曲や〝初の大ヒット〟をはじめ、日本レコード大賞受賞曲など数ある〝八代演歌〟のなかで、最も多くの支持を集めた曲は･･･。

プレイバック

「『舟唄』誕生秘話」

「お酒はぬるめの燗がいい･･･」という歌い出しはあまりに有名だ。八代さんが男心を歌った1979年の「舟唄」（作詞：阿久悠、作曲：浜圭介）。歌詞を見た瞬間、八代さんは「いい曲になると確信した」と話す。阿久悠さんの作詞だが、それは困難の末に書き上げたものだったという。歌い手として間近に見ていた八代さんが語った「舟唄」誕生の秘話。
そして自身を「代弁者」だという八代さんは、「舟唄」をどう歌ったのか。

ライフスタイル

「〝ジャンルレス〟の音楽活動と画家としての活動」

自身の原点はジャズだと話す八代さんは、さまざまな音楽と向き合い続けている。ジャンルを超えた活動は、〝演歌の女王〟が取り組む挑戦でもある。
こぼれるような笑みでのステージが印象的だ。
ひとつの歌でも、演歌の場合とジャズの場合での歌い方はどう違うのか･･･八代さんがスタジオで口ずさむ。演歌とジャズそれぞれの魅力と楽しみ方とは。
また、八代さんにとって、歌い手としての活動と両輪になっているのが、画家としての創作活動だという。絵画を描くこと、その大きな意味とは。八代さんのアトリエとなっている箱根の山荘を取材。キャンバスに向かう八代さんをカメラが追った。