RICOHスペシャル わくわく!科学な時間〜Science Studio@Miraikan〜

本吉洋一
国立極地研究所 教授
専門・地質学

英語で「わくわくする気持ち」の事をセンス・オブ・ワンダーといいます。


科学研究の最前線はまさにこの
センス・オブ・ワンダー=わくわく!が一杯の世界。


そこで、我が国トップレベルの科学者・技術者の皆さんに、 その「わくわく!」を、聞き手の桂文珍師匠と津島亜由子さんが
たっぷりお聞きしようというのがこの番組です。

 全3回シリーズの第1回は「フロンティア」に挑み続ける皆さんがゲスト!
その陣容は…南極観測経験、実に7回!という国立極地研究所の本吉洋一先生、そしてNASAが誇る天文観測衛星・ハッブル宇宙望遠鏡を過去最大級に駆使する国際共同研究「COSMOSプロジェクト」の日本人唯一のメンバーである愛媛大学・谷口義明先生、さらに日本が誇る深海調査用潜水艇「しんかい2000」「しんかい6500」それぞれの初代操縦士である
海洋研究開発機構の田代省三氏のお三方です。

谷口義明
愛媛大学 大学院 
理工学研究科 
数理物質科学専攻
基礎物理科学講座 教授



 「南極マスター」である本吉先生は日本の南極研究の得意分野をご説明するために、すごいお土産を持参されました。まず「南極における隕石回収・分析」の証明として貴重な隕石の実物、さらに「氷の掘削調査」を体感できるよう、太古の空気を閉じこめたままの氷塊までが登場します!


 いわば「銀河の探究者」である谷口先生は、寝食を忘れてまで没頭する研究生活については勿論、もともと法律家志望であったという先生が「あるきっかけ」で天文学者の道を歩むことになった「人生のドラマ」について語ります。


 300回以上もの潜航によって、まさに「深海の扉を開いた男」となった田代氏には、子供時代からの夢を貫いて辿り着いた深海の
不思議な世界の魅力と、滅多に聞く機会の無い潜航中の様子や
潜水艇のしくみについて熱く伝えて頂きます。


田代省三
専門・海洋研究開発機構・計画調整課長(元深海潜水艇パイロット、現在は地球掘削調査船「ちきゅう」の運航管理グループ・リーダー)



 いずれのゲストのお話にも、まさに開いた口がふさがらない文珍師匠と津島さんですが、その一方で、科学研究最前線の裏側にあるヒューマンな側面にも深く感動したご様子。
「まさにわくわく!がいっぱい!」という師匠の言葉通りの番組です。


また第2回は「テクノロジー」、第3回は「いのち」と、
それぞれの最前線でご活躍する皆さんをお招きし、
第1回同様に「わくわく!」が盛り沢山の展開を予定しています。
是非、3作全てを御覧下さい!