オトナの社会科見学

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第2の人生!楽しく生きる田舎暮らし

これからの人生設計の大いに役立つ情報が満載!
今、「田舎で暮らしたい」、「地方で働きたい」という移住希望者が増えています。リタイア後のシニア世代だけでなく、若者にも自然の中で暮らすという生き方が注目されているのです。
番組では、実際に田舎に移住した何組かの夫婦を密着取材。移住して良かったことや困った事。地域のコミュニティに溶け込み、ゆったりと時間を使って、セカンドライフを満喫する術を紹介します。

山梨県笛吹市の限界集落・芦川地区で古民家カフェ「農啓庵」を営む杉山雅伸さん(67)。30年前、仕事で芦川集落を訪れた際、豊かな自然と地域の人たちの温かさに魅了される。
リタイア後、4年前から週末移住を決意。平日は町田市で紙資源リサイクルの仕事をして、木曜の夜から芦川に入り、カフェと農作業、地元のおじいさんやおばあさんと触れ合う生活を送っています。

千葉県いすみ市でパン工房「あん里山」を営む吉田一さん(69)、信子さん(69)ご夫妻。定年を機にいすみ市に移住。
自給自足の生活を目指していましたが、栽培した小麦を使ってパンを作ったらあまりにも美味しかったのでパン屋を開業することに!
自分の畑で採れた野菜や、地元の食材を利用して、採算度外視で、日々のパン作りと新商品の考案をしています。

瀬戸内に浮かぶ小さな島、広島県尾道市百島に5年前に移住した深澤利雄さん(69)、よしゑさん(67)ご夫妻。信号もコンビニもないこの百島を7回訪れ終の棲家として移住を決めました。
年金暮らしで農作業をしながら、地域の活性化や移住促進などの実務にも携わっています。
百島には近年、若者の移住者も増えてきた。祖父の生まれ故郷の百島に移住した西野翔梧さん(29)は、「循環型農業」を試み、烏骨鶏の卵の販売や柑橘類の栽培で生計を立てています。

その他、近年、全国で広がりを見せる「会員制滞在型市民農園 クラインガルテン」に取り組む南アルプス市の施設を紹介します。