3月6日(金)・3月8日(日)再放送

事故を防ぎ、安全に使うために…長期使用製品安全点検・表示制度

今回のリンク

私たちの身近で起こる電化製品などの製品事故。近年、このような事故は多岐に渡り、命をも奪う重大事故も発生しています。
そんな中、今年4月から製品に関する新しい法律が施行されます。この法律によって私たちの生活はどのように変わるのでしょうか?今回のナッ得ニッポンは、私達の安全を守るための様々な製品の正しい使い方について考えていきます。
●製品事故の原因とは・・・
製品事故で一番多いのは設計や製造時の問題など製品自体に問題があるケース。しかし近年はメーカー側も修理や回収など素早く対応しています。また製品の経年劣化による事故や、使用者の誤使用や不注意による事故も多く発生しています。
●製品事故の実態を紹介
(1)食器洗い乾燥機から出火!?
原因は一体!?

(2)電子レンジ過熱式湯たんぽを通常よりも長時間温めるとどうなるのか!?

(3)IHコンロで対応の鍋を使用しないと一体どうなる??

●長期使用製品安全点検制度
今年4月から施行される法律。経年劣化により安全上支障が生じ特に重大な被害を及ぼすおそれが高い9品目について、点検制度が設けられました。消費者は販売者から点検制度についての説明を受け、製造年月や点検時期などが書かれた所有者票をメーカー側に提出する必要があります。所有者票を提出することでメーカーから点検時期に連絡が来る仕組みです。
●長期使用製品安全点検制度の対象製品
・屋内式ガス瞬間湯沸器
(都市ガス用、LPガス用)
・屋内式ガスふろがま
(都市ガス用、LPガス用)
・石油給湯機 ・石油ふろがま
・密閉燃焼式石油温風暖房機
・ビルトイン式電気食器洗機
・浴室用電気乾燥機

                計9品目
●今回のゲスト
独立行政法人 製品評価技術基盤機構の長田敏さん。
製品事故の現状や我々使用者の対策について詳しく解説していただきます