世界中では現在でも、貧困、災害内戦などで苦しむ人々がたくさんいます。例えば貧困。世界中の５人にひとりが１日１ドル（約１００円）以下で過ごしています。
また今も数多くが埋められている地雷で２０分にひとりが手足を無くしています。さらにＨＩＶの感染も拡大しています。多くの人々が支援を必要としているのです。

あるＮＧＯを取材。団体の代表を務める明城さんも自ら海外で支援活動を行っています。彼が以前支援活動をおこなっていたスーダンでは、安全な水が手に入らず、女性や子どもが数時間掛けて遠くまで水を汲みに行っていました。そこで、このＮＧＯでは井戸を掘削。これによりコレラなどの病気にかかっていた人の数も激減したといいます。

ＮＧＯの活動を深く知ってもらうため、外務省では「ＮＧＯ相談員制度｣を設けています。全国１７のＮＧＯ団体を窓口とし、相談に応じたり、講演などの出張なども受け付けています。

ゲストはＮＧＯ相談員制度受託団体のひとつである「ＮＰＯ法人えひめグローバルネットワーク」の竹内よし子さん。ご自身の支援活動の体験など、わかりやすく解説していただきます。