10月24日(金)・10月26日(日)再放送

「補助犬ユーザーと共に暮らす社会~障害者補助犬法の一部改正~」

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障害のある方にとって、より安全で快適な生活のサポートをする犬、それが「補助犬」です。補助犬とは3種類の犬の総称。「盲導犬」とは視覚障害者の目の代わりとなり安全で快適に誘導する犬。
「聴導犬」は聴覚障害者の耳の代わりとなり生活で必要な音を教えてくれます。「介助犬」は身体障害者のため物を取って来たりドアを開けたり日常生活の手助けををしてくれます。
補助犬は目や耳、身体に障害のある方の生活を支えるために特別に訓練された犬で、噛んだり吠えたり人間に危害を加えるようなことはありません。しかし補助犬をよく知らず、補助犬を連れて店に入るのを拒否したり、職場に連れていけなかったりということが起きていました。補助犬と共に暮らす社会をつくるにはどうすればいいのでしょうか?
静岡県富士宮市にある、日本盲導犬訓練センター。ここは、盲導犬の候補犬が生まれてから盲導犬になるまでの訓練、さらに引退後の老犬の世話をする施設です。設立2年にして16頭の盲導犬を世に送り出してきました。
盲導犬の訓練方法とは?ナッ得リポーターが体験!
補助犬がいると入店を断られるなど、受け入れる側の捉え方が補助犬ユーザーの社会進出への大きな障壁となっていましたが、5年前「身体障害者補助犬法」が施行され、お店や病院など、不特定多数の人が利用する施設において補助犬の受け入れが義務化されました。しかしどのように受け入れればよいのでしょうか?積極的に受け入れをしている企業を取材しました。
「身体障害者補助犬法」は今月1日から、その内容の一部が改正され、一般企業でも職場への補助犬の受け入れが義務化されました。補助犬を企業が受け入れる際、どのような準備が必要なのでしょうか?補助犬を受け入れている企業におじゃましました。