6月27日(金)放送・6月29日(日)再放送

「Yokoso!JAPAN大使~外国人を日本へ!~」


◎今日のテーマは?
四季折々の美しい自然、そして世界に誇れる文化を持ったわが国ニッポン。一人でも多くの外国人観光客を日本へ誘致しようと各地で今、いろいろな取り組みがなされています。そして今年、特に貢献した27名が「Yokoso!JAPAN大使」に任命されました。Yokoso!JAPAN大使の活動とは?
富士山や箱根の観光地と都心とを結ぶ小田急電鉄。こちらでは9年前から新宿駅に外国人観光センターを設けました。英語で対応できるスタッフを常時配置し、鉄道チケットはもちろん、宿泊先などの手配も引き受けます。観光センターを設置したことで、外国人も安心して日本の旅を楽しむことができるようになりました。外国人センターを設置した小田急電鉄小柳氏も大使の一人に選ばれています。
松坂屋会長の岡田邦彦氏もYokoso!JAPAN大使の一人。彼をはじめとする日本百貨店協会では、百貨店で外国人が買い物をしやすい環境づくりを積極的に行っています。中国や韓国国内で使用する銀聯カードが日本の百貨店でも使用できたり、入り口付近に英語、韓国語、中国語を話せる通訳を配置したり、それによって、多くの外国人が百貨店を訪れるようになったのです。
浅草にある老舗旅館「指月」。オーナーの飛田さんもYokoso!JAPAN大使に選ばれました。外国人宿泊客を積極的に引き受け、日本の文化を広くアピールしてきました。もちろん仲居さんはすべて英語で対応します。浴衣も欧米人の体系に合わせて特特大サイズも用意されています
スタジオゲストは北海道大学 観光学高等研究センター長でYokoso!JAPAN大使選定委員会座長の石森秀三(しゅうぞう)さん。外国人誘致に活躍される「Yokoso!JAPAN大使の方々の取り組みを解説していただきます。