放送内容

【初回放送】2010年6月10日
森と水の楽園を訪ねて ロハスジャーニーin屋久島 PART2







前回に引き続き屋久島PART2。
今回八嶋智人・黒田知永子の二人が訪れたのは、白谷雲水峡。
屋久島北部にある渓谷で、屋久杉と照葉樹がうっそうと生い茂る原生林。
林芙美子の小説に「一ヶ月で35日雨が降る」と書かれた、雨の多い屋久島の自然を感じるには絶好の場所。

標高800メートル~1000メートルの片道3時間のトレッキングコースを、二人は自然を感じながら歩く。
「もののけ姫」のモチーフになったと言われ、苔が絨毯のように生い茂り緑の光を放つ深い森。二人の最終目的地でもある太鼓岩は、屋久島の森が眼下に広がる絶景ポイント。

今回二人を案内してくれるのはネイチャー・ガイドの大野睦さん。
大学時代に屋久島の自然に魅了され、その後、移住。以来15年のキャリアを持つ大野さんは屋久島の現役女性ガイドとしては最もベテラン!

屋久島の自然や植生に精通したガイドを伴ったネイチャートレッキングは、知識を取り入れられるだけでなく、初めて山道を歩く人などには安全面からも安心。屋久島は大野さんのように、多くのネイチャーガイドがおり、様々なスタイルで自然と親しむガイドを行う。

大野さんの登場で安心した2人。
それでは早速トレッキングスタート!!

渓谷を流れる川沿いに山道を歩き始めた2人。
「すでに空気が全然違いますね・・・。」
「緑に囲まれて気持ちいい!」

自然を身近に感じながらの山歩きは、屋久島を体感するのには一番の方法。
澄んだ水、深い緑、木々の間からの木漏れ日。
2人はリラックスしながらゆっくりと足を進めます。

「こっちへ来て下さい」

ガイドの大野さんに促されて行ってみると・・・そこには「二代大杉」が!
「おっきいーーー!!」
「しかもちょっと変わった形ですね?」

「二代大杉」は樹高32m、胸高4mの巨大な屋久杉。
初代の切り株の上に落ちた種が、そこで発芽し成長しためずらしい杉。
厳しい屋久島の自然の中で生きている、植物の生命力を感じる2人。

さらに進んでいくと、渓谷を渡る吊り橋が。
ん・・?なんだか黒田さんの様子が・・・?
そうです!黒田さんは高いところが大の苦手。

大野さんの肩につかまって、恐る恐る吊り橋を渡る黒田さん。
その様子を見た八嶋さんは・・・・!!

白谷雲水峡は、全く手つかずの原生林という訳ではない。
古くは江戸時代から、杉の伐採が行われた場所。
その名残として楠川歩道には、杉を運搬した人々が敷き詰めた古い石の道が残る。

「大きな杉を伐採して、家屋の材料に使った。屋久島の杉は脂分が多いため、屋根などには最適と言われ重宝されたらしい。」と大野さん。

不規則に並べられた敷石を踏みながら「人と自然の共存」に思いを馳せる二人。

足を進めて森の奥に行くと、上は照葉樹の葉で覆われ、下は一面のコケが広がる一面緑の世界に。
「この辺りがもののけの森と呼ばれる場所です」と大野さん。

宮崎駿監督の「もののけ姫」のモチーフになったと言われる場所。
静まり返った緑の世界はとっても神秘的・・・。

腰を降ろして休憩をとりながら、2人は暫こけの森を満喫。

「さあ!ここからが本番ですよ!」
どうやらこの先、かなりの急こう配を登らなくてはいけないみたい・・。

大野さんの言葉通り、手を使わないと登れないような急な山道を一生懸命登る2人。
「こんなに登ってどこにいくんですか?」
挫け始めた2人に、「この先にご褒美が待ってますから!」と大野さん。

急こう配の山道を登ること30分。
「太鼓岩にとうちゃくしましたよ!」
大野さんに促されて、山頂の岩に登ってみると・・・・。

「うあーーー!!!何だこれーーーーー!!!!」
「すっごーーーーーい!!」

果たして2人が見たものは・・・・??

 

「いつも、ロハス日和」in屋久島part2

お楽しみに!!