アーシストcafe 緑のコトノハ

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2016年5月23日~5月27日
筒井 学(ぐんま昆虫の森 昆虫専門員)

群馬県桐生市の山里に豊かな自然に触れ合えると、家族連れに大人気のスポットがあります。2005年にオープンした「ぐんま昆虫の森」。東京ドーム約10個分という広大な敷地に里山の自然を再現。シーズンになると野原にはチョウ、水辺にはホタル、雑木林にはカブトムシやクワガタなど沢山の昆虫が姿を現します。さらにドーム型の昆虫館では、ヘラクレスオオカブトやニジイロクワガタなど世界の珍しい昆虫を展示。亜熱帯の環境を再現した温室には日本最大級のチョウ、オオゴマダラなどが乱舞している様子を間近で観察できます。そんな「ぐんま昆虫の森」で来園者に昆虫の魅力を伝え続けているのが昆虫専門員の筒井学さん。「ここは昆虫たちの楽園」という筒井さんは、水辺で観察会を開き、トンボの幼虫・ヤゴやミズカマキリなどの生態を教えたり、「飼育室探検ツアー」を開催し、自然を大切にした昆虫の親しみ方を楽しく伝えています。「小さな命なりに一生懸命に生きている昆虫の姿を伝えたい」という筒井さん。その不思議と驚きあふれる世界から紡がれる、優しいコトノハに耳を傾けます。

「ぐんま昆虫の森」の詳しい情報は・・・
http://www.giw.pref.gunma.jp/