アーシストcafe 緑のコトノハ

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2014年12月8日~12月12日
曳地トシ・義治夫妻 (オーガニック植木屋)

暮らしに最も身近な自然である、「家の庭」。でも実際は、園芸植物を食害する虫から守り、きれいに花咲かせるために、「虫」や「雑草」を排除しようと人工的な手を入れがちです。それを全く逆の発想で、自然の摂理に沿ったオーガニックな庭作りを行っているのが、埼玉県飯能市の植木屋、曳地トシ・義治夫妻です。オーガニックな庭とは、沢山の「命がめぐる庭」。虫や雑草とも親しみながら、多くの生き物が共生し合う場を作ることを大切にしているのです。
例えばテントウムシは植物を食べる虫を捕える大切な仲間。アシナガバチさえもそうした働きがあるため、むやみに庭から排除しません。雑草の代表格、ドクダミも草花の根元に置くことで、虫たちを寄せ付けない役割を果たします。 「虫といっしょに庭づくり」「雑草と楽しむ庭づくり」など多くの著書を通じても語りかける夫妻。その大地に根ざしたコトノハを楽しみたいものです。

曳地さんご夫妻の庭作りをもっと学ぶには、以下のホームページで――

http://hikichigarden.com/