アーシストcafe 緑のコトノハ

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2014年7月21日~7月25日
中山明美(ワイヤーアート作家) 

北陸の小京都・金沢に、ちょっと意外なものを利用してエコライフを送っている人がいます。その方は金沢で生まれ育った中山明美さん。中山さんは、アルミの針金でトンボや花、チェア、バイオリンなどを自由自在に編み上げるワイヤーアート作家。 20年前に脳腫瘍で入院しリハビリを兼ねて細やかな手仕事のワイヤーアートを始めたのをきっかけに、めきめきと腕をあげ、今では個展や教室を開いています。中山さんは、そこで使ったワイヤーを分解して暮らしに再利用。「鍵かけ」や「フルーツバスケット」「植木入れ」など日用品に生まれ変わらせているんです。また友人が持ち込んだ指輪や真珠などを、ワイヤーで細工してブローチや帯留めなどの作品に仕立て上げています。ともすれば廃品になってしまう事もある指輪などが美術品として瞬く間に再生され、エコにも役立ち友人達は大喜びだといいます。中山さんのエコなワイヤーアートは手作りのぬくもりに溢れています。