BS朝日開局15周年特別企画 黒柳徹子のコドモノクニ ~夢を描いた芸術家たち~

BS朝日開局15周年特別企画 黒柳徹子のコドモノクニ ~夢を描いた芸術家たち~

  • トップページ
  • 作品一覧

放送内容

加藤登紀子が巡る
日本のアンデルセン・小川未明

今回は、歌手・加藤登紀子さんが「日本のアンデルセン」と呼ばれる童話作家・小川未明の世界をたどる。

「金の輪」や「赤い蝋燭と人魚」をはじめ、生涯で書き上げた童話はおよそ1200編。寂しい田舎を舞台に展開する幻想的な作品から、社会の矛盾や問題、正義や運命をテーマにした作品まで幅広いテーマで作品を書き続けた。

小川未明の童話の朗読CDをリリースした加藤さんは、それ以来未明の不思議な魅力に引かれ続けていたという。今回、未明をより深く知るため、その故郷、新潟県上越市・高田を訪ねた。未明研究の第一人者・上越教育大学の小埜裕二教授の案内で高田の町を歩きながら、生誕の地での出来事や、故郷の変遷と作品の結びつきを探る。未明童話の代表作に隠されたなぞとは? 未明自身に起きた悲しい出来事、そして、そこから生まれたという童話…「童話作家宣言」の前と後での作品の違いなど、未明童話の世界をひもといていく。

旅人:加藤登紀子