BS朝日開局15周年特別企画 黒柳徹子のコドモノクニ ~夢を描いた芸術家たち~

BS朝日開局15周年特別企画 黒柳徹子のコドモノクニ ~夢を描いた芸術家たち~

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放送内容

夏目漱石が絶賛した漫画家
コミック漫画の草分け・岡本一平

芸術家・岡本太郎の父であり、女流作家・岡本かの子の夫でもある漫画家・岡本一平。
太郎、かの子に比べ、現在ではあまり注目されていないが、実は、岡本一平は"現代マンガの父"とも呼ばれ、現在のコミック漫画では当たり前となったコマ割りストーリーの源流をつくった人物だ。

岡本一平の漫画は『吾輩は猫である』の作者・夏目漱石からも絶賛され、2人には深い交流があったという。漱石ほどの作家が絶賛した一平の漫画とは果たしてどんなものだったのか? その魅力を追いかけるのは、漫画家・蛭子能収(えびす・よしかず)さん。同じ漫画家として鋭く切り込んだ一平漫画の源流とは? 

また、新聞での漫画の連載を手がける一方、一平は絵雑誌『コドモノクニ』にも作品を寄せている。タイトルは、『鼻なめの先生』。牛が鼻をなめるのを見てまねをする幼い少年の姿を描いた作品だ。少年に走り寄る母親の姿も描かれている。少年は岡本太郎、母親は岡本かの子がモデルと思われるほほ笑ましい作品。そこから、一平が子どもたちに贈ったメッセージを読み解く。

旅人:蛭子能収