ネイチャードキュメント　奇跡の地球紀行

オアフ島の北、サーフィンの町「ハレイワ」から西を目指し、旅の終着点は、東端の全米一美しいビーチと言われる「ラニカイ・ビーチ」。その道中、島の東部「ウインドワード」には、貿易風が生んだ美しき緑の大地が広がっていました。そこには、ここでしか見られない独特の自然が。山々が岩肌を露わしそびえ立つ、壮大な絶壁の風景。木々生い茂る密林の先にある、神秘の滝。神々しい世界です。
また、海には、ある時間だけ姿を現す〝幻の渚〟が。目の前に広がる絶景を前に、伊藤英明は何を想うのか。

＜貿易風が作り出した奇跡の絶景　クアロア・ランチ＞

天に届くほど高く切り立つ絶壁、どこまでも広がる草原。その独特な地形から、ク アロア・ランチは、映画「ジュラシック・パーク」などのロケ地にもなった。その 神々しい自然美に、古のハワイアンたちは、この地に特別なものを感じ、神々が住 んでいると考えた。伊藤は、この神聖な地の空気を肌で感じたいと、馬に乗り、風 を切りって疾走。

＜ウインドワードの深き森を行くと、そこには神秘の滝「マノア・バレー」が＞

この地は、人気海外ドラマ「ＬＯＳＴ」のロケ地に使われたジャングル。貿易風が コオラウ山脈にぶつかり、降った雨が滝となって地上を潤している。まさにこの地は、命の源。

＜"天国の海"と称される、幻の渚「サンドバー」＞

その砂浜は、カネオヘ湾の沖合に出現。潮の満ち引きによって出来る不思議な浅瀬 で、干潮時に白い砂浜が現れる。実はこのサンドバーは、ハワイ語で「アフ・オ・ ラカ」と呼ばれ、フラの女神・ラカが、火の神ペレにフラを捧げたフラの聖地と言われている。その幻の砂浜の上に立つ。

＜旅のゴールは、"全米で最も美しいビーチ"に選ばれた「ラニカイ・ビーチ」＞

オアフ島の東側に位置するビーチ。ハワイ語で「ラニ」は天国、「カイ」は海という 意味。澄みきった青い海に白い砂。これまで見たどのビーチよりも美しい。まさに、 天国の海。オアフ島縦断の旅の最後の地、この究極の絶景を前に、伊藤は何を語るのか。