週刊記念日~この日何の日~

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2月21日(日)


2月23日「税理士記念日」

2月23日は、税理士記念日。制定したのは日本税理士会連合会です。1942年のこの日は、現在の税理士法の前身である「税務代理士法」ができた日で、この日を記念日として、税理士の仕事を多くの人に知ってほしいというのが制定の狙いです。そもそも、税理士はどうして生まれたのでしょう?日本には確定申告があります。納税者は、前年の所得から納税額を自分で計算し、税務署などに申告しなければなりません。それは、申告納税方式と呼ばれています。しかし、戦前の税金は賦課納税方式で納められていました。それは、国や地方団体が、納めるべき金額を計算し、国民に通知する方式です。そして、日本の敗戦後、民主的な租税制度として、現在の申告納税方式が始まったのです。自分で税金を計算しなければならないため、その税務をサポートするプロとして、税理士が誕生したのです。そんな税理士の仕事は、主に、税務の代理、税務の相談などがあげられます。中でも今、特に多い相談が、相続税に関する相談。今年、相続税の制度が改正されたことで、課税対象者が増える見込みで、多くの人が、自分は相続税を払うのかどうか、気になっていると考えられます。日本税理士会連合会の神津会長は、税を扱う仕事は、企業や家庭の問題により深く入り込んでいく。税理士はホームドクターのような存在だと言います。