五木寛之の百寺巡礼

五木寛之の百寺巡礼

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放送内容

紅葉に彩られる古寺名刹を訪ねて

「寺」…そこには、“現代の日本人が忘れかけた大切なもの”との出会いが待っています。
作家・五木寛之が、日本列島の北から南まで百の寺々を巡りながら、日本人の原風景を見つめ直した「百寺巡礼」。この人気番組が13年の時を経て、BS朝日のレギュラー番組として復活します。
初回放送は、紅葉に彩られる京都周辺の古刹を訪ねる、秋の2時間スペシャル。紫式部ゆかりの石山寺(滋賀県)では、紅葉の見事さに「この先、あと何度見られるか……」と嘆息し、大原の里に佇む三千院(京都府)では、今しも立ち上がろうとするかのような勢至菩薩・観音菩薩像と対面します。
京都五山に数えられる名刹・東福寺ではモミジの渓谷に架かる通天橋を仰ぎ、世界遺産にも登録され、最澄を開祖とする日本天台宗の本山・延暦寺(滋賀県)では、千日回峰行者の道を駆け抜けた五木氏。高精度のカメラが捉えた寺の建築美、仏像の微笑、色づく木々の鮮やかさ。一年で最も美しいとされる 秋の都で、長い歴史の中で人々が慈しんできた古刹の背景にある「何か」を、五木さんが深い見識と優しい語り口で探し当てていきます。