ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~

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3月7日(土)ゲスト:鈴木大地

1988年ソウル五輪100m背泳ぎの金メダリスト、鈴木大地。2013年には、史上最年少の46歳で日本水泳連盟会長に就任した。元選手が会長になる事は少なく、これまで様々な分野で活躍した人物が務めていた会長職に、なぜ鈴木は就任出来たのか。その類まれなるチャレンジ力と人を引き付ける魅力に迫る。

体が弱く風を引きやすい鈴木を心配し父の勧めで、7歳から水泳を始めた。その資質が発揮され、みるみる上達していく鈴木だったが練習が嫌でたまらなかったという。しかしコーチの一言が鈴木を奮起させる。鈴木の人生を変えた一言とは。

メダルを目指し挑んだ1988年ソウル五輪。鈴木の前にライバルが現れる。背泳ぎ100m予選で世界記録54秒15を打ち出したデビット・バーコフ。鈴木は3位で予選を突破し決勝でバーコフに勝つために一か八かの賭けに出る。その作戦を赤裸々に語る。

ソウル五輪金メダリストとして一躍時の人となった鈴木は初めての挫折を味わう事になる。金メダル以上の目標が出来ず練習を怠りタイムを落としていったのだ。休むという逃げ道を選んだ代償は大きく、バロセロナ五輪開催前に引退を余儀なくされる。しかしこの時の経験が今の鈴木の糧になっていると言う。

日本水泳連盟の会長に就任し多忙の日々を送る鈴木には夢があった。水泳選手のみならず日本に泳げない人が1人もいない事を願う「国民皆泳」。8月14日は「水泳の日」と定めた。そこには「水泳に携わる人すべてが幸せになってほしい」という鈴木の思いがあった。

7月に迫った世界水泳に向けての期待を語る。鈴木は「競泳」以外にも「水球」「オープンウォータースイミング」「飛び込み」「シンクロ」にもメダルを狙えるチャンスがあるという。鈴木が思考する「水泳王国ニッポン」復活に向けての秘策とは?

3月8日(日)ゲスト:Mr.マリック

日本に超魔術ブームを巻き起こしたマジシャン・Mr.マリック。「ハンドパワー」、「きてます!」などの数々の流行語を生みだし、お茶の間を熱狂させ続けてきた。しかし、華やかなステージに立ち続けてきたその人生は、一方で波乱の繰り返しであった。 Mr.マリックは、如何にしてエンターテイメントの世界を駆け抜け続けてきたのか? そこにはマジックの腕とともに身に付けた"話術""人心掌握術"そして揺るぎない"人生訓"の数々があった。

松岡修造がMr.マリックの知られざる"裸の履歴書"に迫り、マリックの真骨頂とも言える"至近距離で繰り広げられる"驚きのマジックを目の当たりにする。まばたき禁止のインタビュー真剣勝負が始まる。

インタビューの場所は、都内にあるMr.マリックの秘密基地。そこは、これまでオリジナルの数々のマジックを生み出してきた場所。室内には、その歩みを物語るマジック道具が整然と並んでいた。

今回が初対面となる2人。松岡修造がMr.マリックをその脳裏に刻んだのは1988年…突如としてブラウン管に登場した華々しい姿だったという。以来、松岡が抱き続ける疑問。それは『なぜMr.マリックのマジックに人々は魅了され続けるのか?』。この大きなテーマを掲げ始まったインタビュー本番。明かされたのは、テレビ出演により一躍時代の寵児となった一方で巻き起こった、同業者からの誹謗中傷…そして、何度となく訪れたマジシャン生命の危機的状況だった。

インタビューの最中、おもむろに始まったのは、松岡の目の前でくり広げられる超魔術。それは、Mr.マリックが誕生させた"ハンドパワー"であると同時に…その1つ1つが浮き沈みの激しいエンターテイメントの世界で、奇跡の復活劇を遂げてきた挑戦の軌跡でもあった。

番組ではMr.マリックの人生訓が記された秘伝の書を大公開。さらにスプーン曲げに秘められた超能力とマジックの違いが明らかに…。マジックの本当の力とは何なのか? 今回は、人生を浮き彫りにするインタビューとマジックが融合したエンターテイメントな1時間。