いにしへ日和

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ストーリー

【山梨】甲府市・昇仙峡

甲府盆地の北側、荒川の上流に位置する渓谷、昇仙峡。 川の急流によって削り取られた花崗岩の奇岩が約5キロに渡って続く景勝地です。 この付近で、およそ1000年前、水晶の原石が発見され、国内屈指の産地として知られるようになりました。 しかし、水晶加工の技術は、昇仙峡周辺に住む宮司だけのものでした。 土屋華章製作所は、1821年創業の水晶加工の老舗。 水晶加工の魅力に心を動かされた初代、宗助は、昇仙峡に何度も足を運び、その技を、会得しました。 江戸時代から受け継がれてきた水晶加工の技は、今も甲府に息づいています。