いにしへ日和

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ストーリー

【新潟】上越・高田城下町

上越市高田は、江戸時代、徳川家康の六男、松平忠輝が築城した高田城の城下町として栄えました。 ここはまた「日本一長い雁木通り」のある街としても知られています。 雁木は、屋根付きの歩道のこと。もとは降雪時のために作られたものですが、雨風や強い陽射しをしのぎ、人々が交流する場としても役立って来ました。 雁木通りにある「旧今井染物屋」は、江戸時代の町屋の様子を今に伝える建物。 通りに面した家々が自分の敷地の一部を融通し合うことで作られた高田の雁木通りの特徴を見ることが出来ます。 同じく雁木通りにある「高橋孫左衛門商店」は創業390年という日本最古の飴屋です。 かつて高田城の城主が参勤交代の際に土産品に使ったという飴は、十返舎一九の作品にも登場する品。江戸時代の甘さを今に伝えています。