映画情報

2015年1月26日
ユチョンの映画本格初出演作『海にかかる霧』が4月公開

ドラマ『会いたい』『3days』などで俳優としても大活躍を続けているJYJユチョンが、満を持してスクリーンに本格デビューしたサスペンス映画『海にかかる霧』が、4月に待望の日本公開される。
2001年に韓国で実際に起こった「テチャン号事件」を題材にした舞台劇「海霧(ヘム)」を映画化したもので、『殺人の追憶』『グエムル 漢江の怪物』などのヒットメーカー、ポン・ジュノが今回はプロデューサーを務め、『殺人の追憶』の脚本を担当したシム・ソンボが本作で監督デビューを果たした。『チェイサー』『哀しき獣』の実力派キム・ユンソクとユチョンの競演は見ごたえ十分だ。
本作は、2015年アカデミー賞外国語映画賞韓国代表作品にも選ばれ、ユチョンは本作で、第35回青龍映画賞新人男優賞、第51回大鐘賞映画祭新人男優賞など主要映画賞新人賞を総なめにするなど、作品性・興行性ともに高く評価されている。
不況にあえぐ漁村の漁船チョンジン号の船長チョルジュ(キム・ヨンソク)は、最後のチャンスと意を決し、機関長ワンホ(ムン・ソングン)、甲板長ホヨン(キム・サンホ)、船員キョング(ユ・スンモク)、チャンウク(イ・ヒジュン)、トンシク(パク・ユチョン)の6人の船員は海に出る。しかし、彼らが運ぶものは魚ではなく、中国人の密航者だった! 沖合で、密航船から密航者たちを乗り換えさせて陸まで運ぶという簡単な仕事かと思われたが、思わぬ事態に阻まれ、彼らは事件に巻き込まれていく――。
『海にかかる霧』は4月17日よりTOHOシネマズ新宿にて先行上映、以降4月24日より全国ロードショー。