はじめてのクラシック2012

はじめてのクラシック2012

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放送内容


海外では子どもからお年寄りまでクラシック音楽を楽しむ習慣があるという。

日本にもコンサートホールは数多くあるものの、子どもの姿を見かけることは少ない。 この現状に立ち上がったのが、日本を代表する作曲家・三枝成彰氏だ。

三枝氏が、“本物”のクラシック音楽と出会う機会を子どもたちに与えようと企画したのが「はじめてのクラシック」と題したコンサート。

2007年の初演から、今年で6回目となる。
チケットはたったの1000円。
子どもでも入りやすい価格に設定してあるが、演奏するのは国内外で活躍する正真正銘のプロたちだ。
2008年から2011年までは、モーツァルトやドボルザークなど1人の作曲家を取り上げてきた「はじめてのクラシック」。

今年は19世紀初頭のパリで生まれた「印象派音楽」がテーマだ。
演奏曲目には誰もが知る名曲が並ぶ。
コンサートでは三枝氏自身が解説を交え、クラシック音楽の魅力をわかりやすく伝える。
深い知識と独自の目線で語られる音楽史は老若問わず必見。

番組では、7月24日(火)に東京国際フォーラムで行われたコンサートでの演奏シーンはもちろん、独自の要素もふんだんに盛り込む。


映画にもなった、作曲家・ストラビンスキーと天才デザイナー・シャネルの秘められた恋、誰もが知るラベルの不朽の名曲「ボレロ」と洋服の「ボレロ」の関係など…
それぞれの曲の成り立ち、作曲家の生涯、時代背景、隠されたエピソードを余すところなくお伝えする。

そして今回もコンサートに数組の子どもたちを招待。
まずは洋服の「ボレロ」、デザイナーのシャネルに関連付けて、服飾専門学校の生徒たち。
三枝氏は事前に田中千代ファッションカレッジを訪れ特別講義を行った。
ほかにも、プロを目指して練習に励む野村音楽教室の生徒や、かつて三枝氏が校歌を作曲した武蔵野学院の学生がコンサートに足を運ぶ。

彼らは“本物”の響きに何を感じるのだろうか。


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