SUZUKI presents「極上空間」小さなクルマ、大きな未来。

今回のゲストは…俳優・平泉成さんと風間トオルさん。
お二人はテレビ朝日で1996年～2004年にかけ８シーズン放送した「はみだし刑事情熱系」での共演以来の仲。平泉さんがよく訪れるという深大寺を散歩し、お肉好きな風間さんのリクエストでバーベキューを楽しみます☆

平泉さんがこの世界に入ったのは１９歳。高校卒業後、ホテルマンとして働いていましたが、同僚から市川雷蔵さんを紹介され、大映京都のニューフェースに選ばれたのがキッカケだとか。「京都の４年間は、３畳一間で暮らして、芝居・乗馬・三味線・立ち回りとか習って、楽しかったな～」と振返ります。その後、現代劇に異動を命じられ上京、７１年に大映が倒産してからはフリーに。プライベートでは３６歳の時に１３歳年下の奥様と結婚し、２人のお子さんに恵まれます。「子供が出来てからは、とにかく学費を稼ぐためにいっぱい仕事した。やりたくない役も断らずにやった」とか。「でも、あれがあったから今がある。経験は大事」と語ってくれました。そしていまや押しも押されもせぬ名優となっていらっしゃる平泉さんは、今年が芸歴５０周年だそうです。
風間さんは、高校時代のバイト先で声をかけられ、雑誌＜Ｆｉｎｅ＞でモデルデビュー。「趣味のサーフィンをやって、お金貰えて、なんて良い仕事だろうって思っていた」とか。そんな風間さんが俳優になるキッカケは…「浅野ゆう子さんと雑誌の対談でお会いして、ドラマに出てみないかと誘われたんです。でも最初は、断ったんですが、熱心に誘って頂いたのでやってみようかと思って…」と決意したそう。しかし…「ひどかった！どう（芝居を）していいのか分からなくて、カメラを見て喋ったりしていました（笑）。でも、共演者の方々が辛抱強く教えてくださったんです。有り難かった」と、トレンディドラマ俳優の新人時代を振り返ります。そして数年後、岡本喜八監督の映画「大誘拐」に出演。「あの作品で役を作っていく事が面白いと感じた」とか。そしてお二人が共演した【はみだし刑事】の話に…。「最初の頃は、成さんはスタジオ撮影だけだったけど、後半からロケがあって良く話をするようになったんですよね」「あれは（柴田）恭平ちゃんと、トオル君がいっぱい走ってくれるから、僕は後で追いかければ良かったから楽だった（笑）」「でも、監督厳しかったですよね。カーチェイスも自分でやったんですよ。ビックリしましたよ」等々秘話が飛び出しましたが、「またやりたいですね～」としみじみ思い出を語り合うお二人でした（＾＾）さらに、平泉さんと言えば、朝の人気ドラマ「あまちゃん」にも出演中。「脚本が面白いんだよ。台本を読むだけで笑う。そして後半ホロっとくる。リハーサルも大笑いする。なかなかこんなドラマはないよ」と人気の秘密が分かるエピソードも話してくださいました♪
ドライブの最後は、バーベキュー場に…。大人な二人のバーベキューは、「トオル君に任せていい？」「いいですよ。成さん座っててくださいよ」と、ほのぼのとしていてちょっと羨ましい関係性が垣間見えました☆