にほん風景遺産

「にほん風景遺産スペシャル　絶景！列島歳時記・紅葉から雪景色」

未来に残したい日本の原風景。
自然に囲まれた実り豊かで美しい大地、四季折々の風景。
今回は豊かな自然が作り出す列島絶景と食べ物を厳選し、紹介していきます。
まずは秋田県。日本百名山のひとつに数えられる東北を代表す名峰・鳥海山。秋の紅葉真っ盛りの鮮やかな風景。そしてマタギ発祥の地である阿仁では、黄色に色づく森吉山を。
岩手県の北西部に位置する国立公園、八幡平。八幡平は木の種類が多く、どこよりも色の種類が多い紅葉が特徴です。また湿原では大小さまざまな沼が温泉成分によって水の色が変化し、複雑で美しい山岳景観を見せてくれます。
続いては大分県。北西部に位置する中津市には、日本有数の面積を誇る干潟があります。山国川から流れ込む山の栄養で肥沃な泥となり、多様な生物を育む中津干潟は生命のゆりかごです。中津では秋から冬にかけて旬を迎えるワタリガニを食します。
石川県金沢市の南に位置する霊峰・白山。富士山、立山と並び「日本三霊山」の一つに数えられており、秋になると赤や黄が水面に映る滝の流れるさまは絶景です。
鮭のまちとして有名な新潟県村上市。冬の風物詩、塩引き鮭作りと、鮭づくしの料理を紹介します。
そして最後は世界遺産・知床半島。２月になると水平線まで埋め尽くす流氷。その様子を見るために流氷観光砕氷船や、流氷展望の特別列車「流氷ノロッコ」に乗り、様々な角度から見た一面流氷に彩られた絶景風景を紹介します。