FooDictionary 放送内容

テーマ 「じゃがいも」 4月19日(水)・26日(水)放送分

ゲストシェフ:堀江純一郎氏(「ミシュラン・レッドガイド」一ツ星シェフ) レストランガイドブック「ミシュラン・レッドガイド」のイタリア版で、日本人として初めて一ツ星を獲得した料理人。

イタリアは、糖度を高めるため、わざわざ倉庫で3年間寝かせてから出荷するなど、ジャガイモの意識がとりわけ高い国。そんなイタリアで9年間修行をした彼をして、「今までのジャガイモに対する概念を根底から覆された」と言わしめた「究極のジャガイモ」があるとのこと。
そのかつてない味にインスピレーションをうけて彼が作った「ジャガイモだけのフルコース」を紹介。
市販されているジャガイモとどこが違うのか?

そのほか「肉じゃが」「ポテトサラダ」など、我々日本人に馴染みが深い、ジャガイモ料理の「名店」を紹介。お楽しみに。

テーマ 「鰹」 5月3日(水)・10日(水)放送分

ゲスト :小野禎一さん(銀座「すきやばし次郎」)

今回のテーマ食材は、かつて「女房を質に入れても・・・」と
言われ、5月の声とともに、市場に、店に初モノが出回り始めた、かつお。

かつおは、泳ぎ続けなければ死んでしまう「回遊魚」。
そんなデリケートな魚を、いかに新鮮な状態で食卓に乗せるか―――
今宵のアンカーマン(料理人)は、「すきやばし次郎」の小野禎一さん。
「すきやばし次郎」と言えば、日本一の呼び声も高い、江戸前寿司の名店。
禎一さんは、そこで、師匠であり父でもある「職の人間国宝」、小野二郎さんの薫陶を受け、仕入れと仕込みの一切を任されている。かつおのよしあしの見抜き方、かつおにこだわる料理人を紹介。
どうぞお楽しみに。

テーマ 「アスパラガス」 
5月17日(水)・24日(水)放送分


ゲスト :須賀洋介シェフ(ジョエル・ロブションの愛弟子)

今回のテーマ食材は、初夏の訪れを告げる旬の野菜、アスパラガス。 その歴史は古く、古代ギリシア時代から食べられているアスパラガスも、日本での歴史は意外に浅く、本格的に食べられるようになったのは、昭和30年以降。
その魅力を最大限に引き出せるまでには至っていない。

今回のゲストは須賀洋介シェフ。
「20世紀最高の料理人」と称され、世界中の美食家たちの賞賛と喝采をほしいままにする、あのジョエル・ロブションの愛弟子にして、2003年、六本木ヒルズにオープンしたレストラン、「ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブション」の総料理長に、26歳の若さで就任した天才。 その斬新なアイデアと類まれな完成で、彼は、いったいアスパラガスをどう料理し、どんな皿を描くのか。そして目利きから、意外な保存法まで、プロならではの視点で、アスパラガスのすべてを明らかにしてゆく。
さらに今回も、アスパラガスにこだわる名店の料理人たちが、自慢の一皿を披露!
どうぞお楽しみに。