BS朝日 ザ・ドキュメンタリー

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"伝説の不死鳥コンサート" 美空ひばりが遺したかった歌声

© ひばりプロダクション

昭和62年(1987)4月、美空ひばりが緊急入院した。足の付け根と肝臓の病で歩くのも困難な状況となり、一時は再起不能とまで報じられた。しかし、懸命なリハビリで退院、ひばりは記者会見でこう語った。「もう一度歌いたいという信念が、私の中にいつも消えないでありました。ひばりは生きております。」翌年の復活コンサートに向けて、強い意欲を表明したのだ。そして迎えた、昭和63年4月11日。東京ドームは5万人を超えるファンで埋め尽くされた。美空ひばりはこの時、なんと39曲を熱唱。控室にはベッドと酸素ボンベが置かれ、医師が待機するという壮絶な状況での舞台だった。
番組では、今なお語り継がれる"伝説の不死鳥コンサート"を貴重なステージ映像と今だからこそ明かせる関係者の証言で振り返る。また、1945年12月に8歳で横浜・磯子の杉田劇場で初舞台に立ってから今年で70年となる美空ひばり。一体、今に何を遺したのか? 

<証言者>浅丘ルリ子、橋幸夫、川中美幸、田原総一朗…ほか