中国神秘紀行

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作品内容

古代シルクロード 戦いと興亡の果てに ~陝西省~

今回は、陝西省西安からシルクロードを西へ甘粛省へと向かいます。
今からおよそ2000年前、後漢の時代。ヨーロッパ、西アジアでその巨大な勢力を極めていたのがローマ帝国。西安からはるか西方8000キロも離れたローマに都があった大帝国と関わりがあった場所がシルクロードにあるといいます。今回、日本のテレビ番組では初公開となるシルクロードに潜むローマ帝国軍隊の秘密に迫ります。
旅立ちは、シルクロードの起点である西安。前漢、隋、唐の時代には、長安と呼ばれ国都であった国際都市です。その姿は今も変わりません。
ヨーロッパ、西アジアなど多くの都市や民族と交流を持ち発展してきた西安で西域から訪れ住み着いた人々がいます。イスラム教徒の回族です。
回族は、現在、西安におよそ13万人が暮らしています。回族の人々の暮らしぶりをのぞきながら、西域の文化に溢れた西安の魅力を紹介してゆきます。シシカブに代表される羊料理、モスクでの祈祷、これらの文化は東西交易のルートであるシルクロードが最も発展した唐の時代から受け継がれてきたものです。
しかし、このシルクロードの交易が盛んになる前からこの西安には、強大な勢力を持った国家ありました。それを、証明する歴史的な発見が兵馬俑です。秦帝国の軍隊は、勢力を誇り各地を統治していったのです。
でも、この秦も驚くような巨大な国家がヨーロッパにあったのです。
「ローマ帝国」です。かつてシルクロードの面影を探りながら、西へ甘粛省へと向かいます。荒涼とした風景が続く中、ローマの軍隊が本当にやってきたのか、探し求めながら旅が続きます。ローマの軍隊はヨーロッパから流れに流れその子孫たちは各時代の中国王朝の傭兵として暮らしていたことが分かってきました。そのローマ軍の傭兵を祖先に持つという村を発見!
一体、どんな村なのでしょう。一体、どんな暮らしをしているのでしょうか?
はるか西方との関わり持つ、荒涼とした大地に古代へのロマンを求め村に隠されたローマ帝国軍隊の秘密に迫ります。

初回放送:2008年12月4日