文化遺産の旅
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鹿児島県・鹿児島市編(4)仙巌園


薩摩藩主島津氏の別邸跡とその庭園。敷地面積は約5haある広大なもの。
1658年(万治元年)に第19代当主であった島津光久によって造営され、その後も歴代当主による改築が重ねられてきた。
借景技法を用い、桜島を築山に、鹿児島湾を池に見立てた素晴らしい景色と広大な庭園が特徴で、国の名勝に指定されています。
また薩摩は我が国の南の玄関口にあり、当地を治めてきた島津氏も積極的に中国の文物を受容し、その文化の影響を受けました。
敷地の随所にはその趣法を取り入れた建造物や庭園が見られます。
「仙巌園」の名も中国龍虎山の仙巌にちなんで付けられました。
雄大な風景が楽しめる仙巌園をご覧下さい。