世界で最も美しい書店

世界で最も美しい書店

放送内容

ポルトガル第二の都市ポルトにある“世界遺産の書店”「レロ・イ・イルマオン」

ローマ帝国時代から栄えるポルトの旧市街には、聖グレゴリウス聖堂、ポルサ宮、聖フランシスコ聖堂など、歴史的建造物が立ち並び、1996年に「ポルト歴史地区」として世界遺産に登録された。その一角の坂を上っていくと一軒の古い屋敷が佇んでいる。レロ・イ・イルマオン。
この建物こそ、地元ポルトの人々が、小さいけれどもヨーロッパで一番美しいと自負する書店だ。

レロ・イ・イルマオンは書店としては珍しく、建物自体も世界遺産に登録されており、世界中から観光客が押し寄せる。
ネオゴシック・スタイルの建物に足を踏み入れると、レトロなインテリアの数々がお出迎え。
2階に続く複雑な曲線を描く階段は“天国への階段”と呼ばれる独特のもの。

そして天井のステンドグラスが、店内を照らしている。
重厚な雰囲気から、専門書ばかり扱っているのでは?と思いがちだが、新しいガイドブックやレシピ本もそろう現役の書店だ。地元に愛され、世界中から人々が訪れるレロ・イ・イルマオンの美しさをひもとく。

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