be ON AIR!

9/2(日)の放送
小野 昌朗(東京R&D社長)
「電気自動車」や「電気スクーター」の実用化へ向けた研究開発を行なっている東京アールアンドデーは、創業26年。大手自動車メーカーと比べると規模は小さいが、社員200人中、約9割を技術者が占めているのが、大きな特徴。
率いるのは、社長の小野昌朗さん(60歳)。かつて、ポルシェやフェラーリなど世界的な自動車メーカーがひしめくF1な どの国際カーレースに参戦し続けた伝説的な日本人設計者だ。「短い時間で少ない予算で開発できるのがうちの技術」。そう語る小野さんたち東京アールアンドデーの技術者たちは、過酷なレース経験で培われた技術力を武器に今、環境に優しい自動車やスクーターの開発に日々取り組んでいる。番組では、そんな小野さんのクルマづくりにかける情熱に迫る。
9/9(日)の放送
萩本欽一(茨城ゴールデンゴールズ監督)
朝日新聞「be」の紙面に取り上げられた人物を番組独自の視点で追う「be HUMAN」の特別編として萩本欽一さんに密着する。
3年目を迎えた欽ちゃん球団・茨城ゴールデンゴールズ。当初は色物的に見られていたが、勝つことで実力があることも証明してきた。9月に行われる全日本クラブ選手権では悲願の日本一を目指す!

欽ちゃんこと萩本欽一さんが野球チーム結成を発表したのは2004年の12月。低迷するプロ野球を盛り上げようと、アマチュア界に参入することを決めた。そして、2005年に茨城ゴールデンゴールズを結成。茨城県桜川村(現稲敷市)を本拠地に始動。欽ちゃんのアマチュア野球界参入は話題となり、森田健作さんや山本譲二さんガッツ石松さんなど多数のタレントがクラブチームを結成し、欽ちゃん球団と対戦しアマチュア野球界を盛り上げた。

参入当初から、優勝を目指してきた欽ちゃんだが、2年連続でベスト8止まり。1年目は優勝したNOMOベースボールクラブに1点差で惜敗。去年は、チームの不祥事で主力選手が辞めるなどの影響で敗退。果たして3度目の正直となるのか、欽ちゃんと選手たちの夢に密着する!

かつては週に100%の視聴率をとっていた、モンスターが何故野球を選んだのか。
その情熱はシニア世代への応援歌でもあります。
9/16(日)の放送
荒戸源次郎(映画制作者)
今や絶大な人気を誇る実力派女優、寺島しのぶ。梨園のお嬢様然としていた彼女の女優開眼を果たした映画「赤目四十八瀧心中未遂」。この映画を監督したのが映画制作者、荒戸源次郎。
長らく沈黙を続けていた映画監督鈴木清順を復活させ「ツィゴイネルワイゼン」で邦画界に不意打ちの風穴を開け、無名の阪本順治を監督デビューさせた荒戸は「映画は私にとり憑いた性悪女のようなものだ」と笑う。大ヒットと大敗を繰り返し、成功は失敗へ、勝利は敗北へ。戦局が一変する戦場たる映画界で未曾有の浮き沈みをくぐりぬけ、非情に裏返る映画界に揺さぶりをかけ続ける荒戸源次郎とは何者なのか。
9/23(日)の放送
鎌田由美子(JR東日本ステーションリテイリング)
百貨店の地下売場をさす「デパ地下」、ホテルの一階をさす「ホテイチ」。
そして、それらに続く第3の小売業態として注目されているのが「駅の中」、 すなわち『エキナカ』だ。
仕掛け人は、JR東日本ステーションリテイリングの鎌田由美子社長。
若くしてJRグループの一社を率いる鎌田さんは、JR大宮駅・品川駅に 駅と商業施設を融合させたスポット「エキュート」を作り、エキナカブームの 立役者となった。
「“鉄道だ”“事業だ”という壁はお客様には無い。ならば、その空間は一体化してもいいんじゃないか」と鎌田さんは語る。
無機質な空間に喜びを与える鎌田さんの挑戦に迫る!
9/30(日)の放送
蟻田尚邦(アンリ・シャルパンティエ創業者)
「芦屋のアンリ」として人気の洋菓子店「アンリ・シャルパンティエ」。首都圏の百貨店デパ地下では欠かせない存在だ。その洋菓子店のブランド管理や商品開発を担当しているのが蟻田さんの役割。店舗の表だけでなく、バックヤードの整理整頓にまでがブランド管理だと言い切る。
そんな蟻田さんだが、元々はコックを目指していた。しかし、修行中にシェフが客にデザートをサーブするのに魅力を感じ、デザート業界に参入した。以来、40年以上伝統的な洋菓子にこだわらず、本場パリの一流シェフと常に新たな商品をクリエイトしている。
19世紀に活躍したフランス人料理人アンリ・シャルパンティエの名前を店名にし、最高の商品を作り続ける蟻田さんのデザート愛に密着!
10/7(日)の放送
小宮康孝(江戸小紋染師)
遠くは色合い、近くは繊細優美。和を愛で装う日本の心「侘」 「寂」に「粋」を併せた江戸小紋。江戸小紋の布に型紙で模 様を染める型決めの手法は日本の伝統的染色技術である。
その江戸小紋の世界で親子二代にわたり人間国宝の名を拝 した人物がいる。 江戸小紋染師 小宮康孝さんだ。
大正14年東京・浅草に生まれ、小学生の頃から父康助さん に厳しい手ほどきを受け、1978年に父と同じ人間国宝に 認定された。 生粋の江戸っ子小宮さんは「人間国宝である前に客に対して 誠意ある職人でありたい」と語る。
江戸小紋染師・小宮康孝、この道70年、極意の一席の始ま り始まり。
10/14(日)の放送
小川善美(インデックス社長)
着メロや音楽、ゲーム、オークション、通販など様々なサイトがある携帯電話。その中で、ⅰモード開始時からずっと人気のサイト「恋愛の神様」を企画しているインデックス。
現在、携帯コンテンツ市場ではトップクラスの売り上げを誇る。
会社のトップは当時「上場企業で最年少の女性社長」といわれた小川善美社長。男性の社員が圧倒的に多い商社に営業をしたくて入社したという小川さん。しかし、結局は商社本隊ではなく子会社の営業を任された。そこで小川さんは積極的に企画を立ち上げたり、売り込むことで実績と経験を積み、ポケベルの情報配信サービスを始めたインデックスに入社した。 当時は小さな会社だったが、持ち前の営業力と会社の運営能力で携帯コンテンツビジネスでトップクラスの育て上げた。 ⅰモードスタートからおよそ10年。まだまだ携帯ビジネスに可能性を感じる小川さんの 情熱に迫る。
10/21(日)の放送
石渡美奈(ホッピービバレッジ副社長)
美味くて安い、ちょっとビールに似たドリンク、「ホッピー」。この長年サラリーマンに愛されてきた飲み物が今、若者に人気を博し、再び世間の注目を集めている。立役者はホッピービバレッジ副社長・石渡美奈さん。ホッピー創業者を祖父にもつ未来の3代目。戦後間もなく生み出されたホッピーはアルコール度数が低く、酒税がかからず安い。そのため東京を中心に高度経済成長期の庶民に愛された。しかし、時代の流れはホッピーを「古くてダサイ」というイメージに追いやり、若者は離れていった。
そんな苦境に立たされたホッピーを救った石渡さんの手法とは?そして、ホッピーを愛する看板娘の素顔に迫る。
10/28(日)の放送
角田信朗(空手家)
今やブームではなく、文化として根付いたといっても過言ではないK1などの格闘技。その原点でもある空手。90年代、日本を代表する格闘家として様々なリングに上がり、今なお現役の空手家として走り続ける男、角田信朗。
彼が掲げるテーマは「生涯現役」。
その言葉に隠された意味とは?
角田さんの生き様にスポットを当てる。