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ストーリー

ヒマラヤ・野生のトラ~最後の聖域に挑む~
「奇跡の発見」

絶滅の危機にひんしている野生のトラを救うため、ヒマラヤ山脈最後の秘境ブータン王国に挑む調査チームの奮闘に密着したシリーズの最終回。
ブータン王国南部に多くのトラが生息していることをつきとめた調査チーム。北部の山岳地帯、つまりヒマラヤ山脈の高山へと調査範囲を移す。過酷な自然、さらに野生動物の急接近などさまざまな危険に直面する中、これまでの常識では考えられない驚がくの事実を目にすることになる。

前回、野生のトラを捜索するため、ブータン王国全土に調査範囲を広げたメンバーたち。ブータン王国の山岳地帯に野生のトラがひそむといううわさを追って、今回は調査範囲を標高の高い地域へと移す。これまで山岳地帯で野生のトラを実際に確認されたことはなく、調査自体も行われたことがないとされる一帯である。
山岳調査のため、標高3000mにベースキャンプを移したチームの一行。その初日の夜、遠くの暗闇に紛れてキャンプ周辺をうろつく大型ネコ科動物の姿を熱感知カメラがとらえる。緊張が走る中、至近距離での撮影を試みるため、カメラマンが危険を顧みず近づいて行く。
一方、別チームは「雪男がいる」と言われるほど神秘に包まれたタイガー・マウンテンを目指す。チベットとの国境沿いを探索しながら、標高4000mにある村で聞き込み調査。目撃証言を得て、さらに高い標高へ。すると、最も目撃することが困難だと言われるユキヒョウと接近遭遇、恐ろしい体験が待ち受ける。
また、調査の初期段階で、標高5000m以上の地点に監視カメラを設置していたメンバーは、カメラの回収へ。そこには山岳地帯の野生動物の貴重な映像とともに、奇跡とも言うべき最大の発見が映し出されていた!
山岳地帯でトラ探索に挑んだ調査チームの熱意あふれる奮闘と活躍がたどり着いた奇跡の発見。野生のトラを救うべく立ち上がったプロジェクトは、ついにクライマックスを迎える。