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ストーリー

「神の肖像」キリスト教美術2000年の旅
第一章:イエスの顔

今週は、ロンドンの大英博物館の館長ニール・マクレガーが、西ヨーロッパのキリスト教美術を各地に訪ねるシリーズを送る。第1夜の今回は、イエス・キリストの顔の謎に迫る。

レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」が修復を終えた。その結果、驚くべき事実が判明した。オリジナルのイエスの顔は、我々が慣れ親しんだものとは全く違っていたのである。では、我々はそもそも何故イエスの顔を知っていると思い込んでいたのだろうか? イエスの肖像が描かれだした時期は? その肖像はどのような変遷で我々が知る「キリスト像」となったのであろうか? これらの謎を追って、ニール・マクレガーが世界中に散らばるイエスの絵を訪ね歩く。
ミラノの「最後の晩餐」、ローマのカタコンペ、ラベンナの教会、トリノの聖骸布、サンピエトロ大聖堂、ペルーの修道院、セビリアの聖週間の祭りなど・・・。
そして最近ロンドンのトラファルガー広場に新しいキリスト像が設置され、様々な反響を呼んだ。イエスの姿は今なお、我々に何かを語りかけてくるのである。