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ストーリー

古代からのメッセージ:エル・ドラド黄金伝説の真実

21世紀を迎えた今なお、古代文明は人々を魅了してやまない。現代の考古学者や科学者たちが最新のテクノロジーと想像力を駆使して、古代人の遺した財宝や知恵の正体に迫るドキュメンタリー・シリーズ。
16世紀、スペインのコンキスタドール(征服者)を虜にした伝説がある。南アメリカのどこかに存在するという黄金郷=エル・ドラドの伝説である。その伝説はどのようにして生まれたのか? はたしてエル・ドラドは実在したのか? 様々な証拠からエル・ドラド伝説の真偽を検証し、その意外な実像を明らかにする。

16世紀、コロンブスのアメリカ大陸到達に続いて、多くのスペイン人が黄金の王国=エル・ドラドの噂を聞きつけ、新大陸の富を略奪するため南アメリカへと押し寄せた。王国は本当に実在したのだろうか? 
エル・ドラドの真の姿は、ムイスカ族の宗教と切り離せない関係にあった。シャーマニズム的な宗教を信じるムイスカ族は、物質的な世界よりも霊的な世界を重んじる傾向があり、太陽や自然を崇拝していた。彼らにとって黄金の輝きは太陽の力を象徴し、黄金や宝石などを捧げものとして差し出すことが多かった。だが、当時のスペイン人にとって、黄金は物質的な富以外の何物でもなかった。この二つの文化のギャップが、誇張されたエル・ドラド伝説を生み、悲惨な侵略の歴史を生み出す結果になった。