世界の文学がわかる!あらすじ名作劇場

世界の文学がわかる!あらすじ名作劇場

  • トップページ
  • バックナンバー

バックナンバー

語り継がれる古典
「とりかへばや物語」「一寸法師」

語り継がれる古典作品には、時代を超えても変わらない価値観、共感を誘うドラマ性があります。今夜は「とりかへばや物語」ピックアップ、超訳ドラマで紹介します。また、新コーナー“平泉成朗読劇場”では「一寸法師」をお届けします。
▼「とりかへばや物語」
「とりかへばや」とは「とりかえたいなぁ…」という意味。内気な男の子と快活な女の子。父親は2人を「とりかえたいなぁ…」と思い立ち、女装の男児「姫君」と、男装の女児「若君」として育てます。入れ替わった子どもたちは、それぞれの立場で順調に社会的地位を築いていきますが、やがて素性を見破られてしまう事件が起こり、事態は急変!著名な古典を現代日本に設定を置き換えた超訳ドラマで紹介します。
▼「一寸法師」
 「御伽草子」に残された短編が元になり、現代になっても愛されている「一寸法師」。子どもを望んだ老夫婦のもとに産まれたのは、身長一寸(約3cm)の男の子。小さな小さな少年は武士になりたいと上京し、やがて運命の相手に出会います。しかし鬼と戦うことになり…。