世界の文学がわかる!あらすじ名作劇場

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二葉亭四迷「浮雲」

今夜の名作は、二葉亭四迷「浮雲」。
言文一致体で書かれた初期の作品といわれ、話し言葉で小説を書き表そうと試行錯誤されています。
主人公は内海文三という青年で、叔父の家に下宿する書生。しかしプライドの高さのせいで、仕事をクビになってしまいます。 復職願いを出せずにいる文三を横目に、要領のいい同僚は出世していき、やがて文三の恋人も心変わりをし…。 行き詰まった暮らしの中で、いったい何がいけないのか苦悶する文三の姿を描きます。
「千早振る神無月ももはや跡二日の余波となッた二十八日の午後三時頃に―」で始まる「浮雲」。
読みづらいと思われがちなこの名作のあらすじを、超訳ドラマでご紹介!